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2018/12/20

高級ダウン「カナダグース」都心で大増殖のなぜ「BROMLEY BOMBER(ブロムリー ボンバー)」


高級ダウン「カナダグース」都心で大増殖のなぜ「BROMLEY BOMBER(ブロムリー ボンバー)」

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カナダグースといえばロング丈のイメージがあるがショート丈も人気。写真は「BROMLEY BOMBER(ブロムリー ボンバー)」(税込み9万9360円)。サイズはXS〜L。カラーは写真のブラックのほか2色。カナダグースの技術を駆使した5段階の温度体感指数(TEI)のうち、TEI3(マイナス10度〜20度)まで対応が可能


ミリタリーテイストにインスパイアされた、スリムフィットなボンバージャケット。
アウターシェルにはカナダグースが誇るARCTIC TECH素材を使用。
取り外し可能なシアリングカラー付きで、スタイリッシュかつラグジュアリーな印象を楽しめます。

ここ最近、街中でよく見かける「カナダグース」のダウンジャケット。極寒地でも耐えられる機能性と、ブランドロゴのワッペンが特徴だ。価格は10万円前後と決して安くないこのダウンが、なぜここまで売れているのか。

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ここ最近、街中でとあるブランドのダウンジャケットを着ている人をよく見かけるようになった。そのブランドとは「カナダグース」。名前の通り、カナダ・トロント発祥のブランドだ。さまざまな色や形があるが、胸元や腕についた大きなワッペンが特徴的なので、ブランド自体を知らなくても見覚えがある人は多いだろう。


カナダグースは1957年にトロントで創業。全ての製品をカナダ国内で製造しているのが特徴だ。「温度体感指数」という5段階の耐寒基準を設定しており、5度~マイナス5度までに対応するウエアから、マイナス30度以下などの極寒地でも着用できるウエアまでをそろえる。価格は10万円前後と決して安くはない。


カナダグースが選ばれる理由について、2016年の秋冬シーズンから日本でカナダグースを展開するサザビーリーグ新規事業部の平井洋司事業部長は「“本物”を着用することにステータスを感じるのではないか」と話す。ブランドの歴史や品質、機能性などを知り、“本物”と認め、買い求める人が増えているという。

 アウトドアになじみのない人にとって、極寒地を基準とした耐寒性などはややオーバースペックのように感じる。だが、平井事業部長は「実際に必要かどうかは別として、機能性はブランドの信頼度につながる。スイス製の時計がその精密さでユーザーに信頼されているのと同様に、『カナダグースは機能性が高い』ということがブランド力になっている」と説明する。


「どうせ買うなら分かりやすいものを」という消費者心理も
 ただ、それだけが理由ではないだろう。あるファッション関係者は「丈が長めのダウンを多くそろえているのも理由の一つでは」と分析する。

 現在、市場にあるダウンジャケットは、動きやすさを優先してか丈が短いものが多いが、若い世代を中心にややオーバーサイズのコートがはやるようになり、ダウンもロング丈が支持されるようになってきた。ロング丈のコートといえばイタリアのブランド「モンクレール」が人気だが、ここ数年で値上がりし、20万~30万くらいの価格帯の商品も増えてきた。そんななか、その半額程度で購入できるカナダグースが売れるようになったという見立てだ。

 しかし、ファッション感度が高い人に売れただけではここまで爆発的なヒットにならないだろう。「ワッペンの効果も大きい。2016年秋冬ごろからセレクトショップの店頭でカナダグースの商品をよく見かけるようになったが、店員に聞くと、同じような価格やデザインのダウンが並ぶなか、ワッペンが決め手になってカナダグースを選んだ人が多かったようだ」(ファッション関係者)。

 モンクレールのダウンも特徴的なロゴワッペンが認知度を上げるのにひと役買っていたし、ラルフローレンのロゴを大きくした「ビッグポニー」が大流行したという前例もある。どうせ高いものを買うならどのブランドの服か分かるものを選びたいし、人に見せたいという心理が働くのかもしれない。
© 2018 Nikkei Business

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